古木歯科医院

インプラントの寿命インプラントを長く
お使いいただくために

インプラントの寿命

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インプラントの寿命を
延ばして長持ちさせるには

失った歯を補う治療には、インプラントのほかに入れ歯やブリッジがありますが、寿命はそれぞれの治療法によって異なります。その中でも、せっかくなら長く使える歯を入れたいとお考えの方には、3つの歯科治療のうち寿命が比較的長いインプラントがおすすめです。

インプラント・入れ歯・ブリッジの寿命の比較

インプラントや入れ歯、ブリッジの治療ごとに寿命をみていくと、入れ歯は5~6年、ブリッジは7~8年程度なのに対して、インプラント治療を受けた人の9割以上が、治療後10年経ってもインプラントが正常に機能していることが分かっています。なぜ、このように歯の治療の寿命にはバラつきがあるのでしょう。

入れ歯やブリッジの
寿命を縮める原因

入れ歯の場合、歯がない部分の骨が痩せやすいため、入れ歯を乗せる「土手」という部分が時間とともに徐々に減少して、入れ歯が合わなくなってしまいます。さらに、入れ歯は噛むたびに、バネという入れ歯を固定する金具をかけている歯に大きな力が加わるため、歯がだめになって、入れ歯が使えなくなるケースも少なくありません。

また、被せ物を装着した歯はすき間から虫歯になりやすいという特徴があることから、しっかり歯磨きしているつもりでも、ブリッジを支える両端の歯の虫歯リスクが高くなってしまうのです。

インプラントの寿命は
延ばすことができます

インプラントは、埋め入れた骨にしっかりと根付くことで、まるで自分の歯のように機能し続けます。適切な治療を受けて、正しい使い方をしていれば、インプラントと骨細胞の強固な結合が得られるため、一度埋め入れたインプラントを一生涯使い続けることも可能なのです。

また、インプラントは単独植立が可能なことため、周囲の歯を傷つけたり、負担をかけたりすることもありません。そのため、インプラント治療を行うことで、残っている歯の寿命を延ばすことにもつながります。

インプラントの寿命が
短くなる要因とは

インプラントは非常に優れた治療ではありますが、残念ながら全ての人が、同じように長く使い続けられるという訳ではありません。主に次のような5つの要因により、インプラントの寿命が短くなってしまうことがあります。

インプラントに問題が起こる原因

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、埋め入れたインプラントが細菌に汚染されることによっておこる感染症で、場合によってはインプラントの周囲の骨が破壊されて、支えをなくしたインプラントが脱落してしまうこともあります。インプラント周囲炎の原因としては、清掃不良やメンテナンス不足があげられます。

インプラントの清掃が不十分だと、歯垢(プラーク)が溜まってインプラントの周囲に歯周ポケットが形成されます。その中で歯周病菌などの細菌が増殖することで、歯肉の炎症が起こるのです。

喫煙の習慣

喫煙によって、「タバコの三悪」と呼ばれるニコチン・タール・一酸化炭素のほか、200種類以上の有害物質が体内に取り込まれると、患部の血流が阻害されることによって、インプラントの骨結合の妨げられるほか、インプラント周囲炎のリスクが高くなります。そのため、インプラント治療を受けられる場合は、必ず禁煙が必要とされます。

しかし、「禁煙ができない」「途中でいつも失敗してしまう」という方は多くいらっしゃいます。そのような方は一人で悩まずに、禁煙外来を受診するなどして、計画的に禁煙を進めましょう。

糖尿病や骨粗しょう症などの
全身疾患

糖尿病や骨粗しょう症のような疾患は、骨吸収と骨形成が行われる骨代謝のバランスが崩れてしまうため、インプラントを埋め込んでも、骨結合が正常に行われない可能性があります。また、糖尿病や貧血によって局所的に免疫力が低下すると、インプラント周囲炎のリスクが高くなります。

糖尿病の方がインプラント手術を受けるためには、HbA1c値6.9%(NGSP値)以下、空腹時血糖値140mg/dL以下であることが前提となっています。また、貧血の方の場合、Hbが10g/dL未満だと手術が難しくなります。

噛み合わせの不具合

天然歯の噛み合わせが合っていないと、肩こりや頭痛が起こることが知られていますが、インプラントの場合、上部構造(人工歯)の噛み合わせに不具合があると、骨に埋め込んでいるインプラントに無理な力が加わって、骨結合がうまくいかなかったり、動揺や脱落が起こったりする可能性があります。

噛み合わせは一度合わせても、片噛みのような噛み癖や、柔らかい物ばかり食べる食習慣、頬杖、うつ伏せ寝などによって悪くなることがあるため、定期的なメンテナンスでの確認が必要とされます。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりのようなブラキシズムは、「パラファンクション(異常機能活動)」とも呼ばれ、インプラントに悪影響を与える咬合習慣とされています。インプラント手術の後、ブラキシズムによってインプラントに無理な力が加わると、初期固定や骨結合がうまくいかなくなってしまうのです。

日中は意識してブラキシズムを抑えることができても、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは防ぐことが難しいため、就寝中に専用のマウスピースを装着することで、ブラキシズムからインプラントを守る必要があります。

インプラントを長く
使い続ける3つの秘訣

インプラントは、きちんとお手入れをしていれば、生涯に渡って使い続けることは可能です。特に、次のようなポイントに気をつけることで、確実にインプラントの寿命を延ばすことができます。

  • 1正しい歯の磨き方を身につけましょう

    歯磨きがおろそかになるとインプラント周囲炎のリスクが高くなるため、毎日の歯磨きできちんと汚れを落とさなければなりません。そのためには、定期的に歯科医院で受ける歯磨き指導が大変重要になります。

    「一日に○回磨いているから大丈夫」と言う人は多いのですが、実は、人にはそれぞれ磨き癖があることから、きれいに磨けている部分もあれば、しっかり磨けていない部分があります。歯ブラシだけでなく歯間ブラシやタフトブラシを使って、専門的な知識を持つスタッフによる歯磨き指導で磨き残しを減らすことが大切です。

    正しい歯の磨き方でインプラント周囲炎を防ぐ
  • 2定期的にメンテナンスを受けましょう

    インプラントは埋め入れてしまえば、それで治療が完了というわけではありません。術後にお口の健康を維持するためには、歯科医院の指示に従って、きちんとメンテナンスを受ける必要があります。

    インプラントや歯肉、骨の状態、噛み合わせのチェックのほか、クリーニング、歯磨き指導などの定期的なメンテナンスを行うことで、インプラント周囲炎や動揺、脱落といったインプラントのトラブルを未然に防ぐことができるのです。また、インプラント周囲炎を予防するためには、定期的に残存歯の歯周病検査も重要となります。

    定期メンテナンスを受けてインプラントの健康を維持する
  • 3ご自身の体調を把握しておきましょう

    インプラントは、お口の中だけでなく全身の健康状態の影響を受けやすいため、日常的にご自身の体調をチェックすることが大切です。もしも、問題があると感じたら、早めに専門医を受診して症状を改善しましょう。

    高血糖や高血圧は動脈硬化を促進することから、血流が悪くなってインプラント周囲炎などの感染症が起こりやすくなります。そのため、日頃から糖尿病の方は血糖値の、高血圧症の方は血圧のコントロールが必要です。動脈硬化は加齢とともに起こりやすくなりますが、メタボやその予備軍の方は特に注意しましょう。

    体調管理に問題があるときには適切に医師に相談する

お知らせ

  • 2018.04.09 <GW休診のお知らせ>
    2018年4月29日(日)・4月30日(月)と
    2018年5月2日(水)~5月6日(日)は休診となります。
  • 2017.12.28 ホームページを公開しました。